STORY

日めくりカレンダー

一日一日を大切に暮らしたい、と毎年元旦に誓うのだけど

いつの間にか日々の忙しさに忙殺されて

気がつくと桜が咲き、タンクトップで過ごし、栗を剥き、

今年もあと僅か、なんて会話にあっという間の一年が過ぎてしまう。

 

特に昨年みたいに強制的に仕事や移動が制限されてしまうと

今まで経験したことのない時間の流れに戸惑ったものです。

 

そこで今年はこれ、

月の暦の日めくりカレンダー。

 

毎朝一枚めくり二十四節気を読み、七十二候を読んでみます。

ちなみに今日は

小寒(ショウカン)であり

芹乃栄(せりすなわちわちさかう)

もちろん、調べましたよ。

 

寒の入りを迎えて更に寒さが厳しくなる。

冷たい水辺で育つ芹はこれから盛んに茂る頃となる、という意味だそうです。

七草粥の材料にもありますものね、セリ。

 

毎朝のほんの1、2分で月の形を知り

その時期の動植物の様子を示した指標を知るって

それだけでも今日この日を意識することができます。

 

日めくりカレンダーのおかげで

今日って何日だっけ、なんてこともなく

365分の1を感じることができるかな。