STORY

手で食べてみる

スパイスカレーのレッスンの日は
手で食べることをオススメしています。

フォークやスプーンも用意した上で
よかったら『手で食べてみて』って。

え〜!っていう反応のあと
なんだかみんなワクワクして臨むのですが
これがなかなか難しいのです。

バスマティライスとカレーを混ぜて
右手の親指、人差し指、中指でつまみ
口へ運ぶを繰り返す。

簡単そうに見えるけどうまく適量を掴めなかったり
口へ運べずにこぼしちゃったり。

大事なのは集中力。

インドの方って世界的にも優秀な人たちが多いのは
生まれた時からこうやって食事をしてきたからかなあ、なんて。

日本人はお膳の上げ下げ、お箸の持ち方や使い方まで
礼法があって手づかみでご飯を食べるなんて絶対NGだけど
カレーの時は手で食べてみる、を是非一度やってみてはいかがでしょう。

食べることって脳を使い感覚を研ぎ澄まさなければできないことなんだという
動物としての本能を思い起こさせてくれますよ。