STORY

手間暇かけて作る栗の渋皮煮。

栗をたくさん買いました。

まずはそのまま茹でて包丁でカット。

スプーンで中をくり抜きながらいただきます。

 

次は栗ご飯。

ここで皮を剥く助走をつける感じでしょうか。

 

メインの渋皮煮用の栗はその間、2日間は水や熱湯につけておきます。

 

指の皮をささくれされながら鬼皮を剥いて

何度も茹でこぼしながら最後にオーガニックシュガーで

甘みをつけるのです。

 

単純作業ながら気を抜くと栗の渋皮が破れたり

茹でこぼしながら余分な渋皮を取り除かないと口当たりが悪くなったり

素材にきちんと向き合わないと折角の栗が台無しに。

 

もう、無理〜って思ってる?

 

お味噌を作る、

梅干しを仕込む。

渋柿を吊るして干し柿を作ったり柿酢を作る。

 

日本に昔から伝わる保存食は

どれもとっても簡単にできちゃう。

 

偉くもすごくもないのですよ。

 

忙しい日々の中で時間が取れないかもしれないけれど

ただね、作り方や保存の方法は知っていてほしいなって思います。

 

さて、この渋皮煮たちは

おやつでいただくもの、お正月用に冷凍されるもの、

ここから更にペーストになりモンブランになるものへと旅立ちます。