大人だって読みたい絵本
読書の秋、ですね。
子供の頃は本が大好きで学校の図書館が大好きでした。
最近は興味のある本を買っても積読のことが多くて
意を決して読み始めると眠くなる始末。
それでも懲りずにまた週末はお気に入りの本屋さんへ。
1時間ほどぶらぶらしたのですが
これ、と思う本に出会えずに
あとは見てないのは絵本のコーナーくらいだなあと行ってみたところ
見つけたのがこの絵本。
『はいくないきもの』
皆川明・絵 谷川俊太郎・文
中身を見るまでもなく即購入決定です。
皆川明さんといえば
テキスタイルからデザインする『ミナペルホネン』のデザイナーで
日本のみならず世界をステージに活躍されています。
一度お会いしてちょこっとだけお話しさせていただいたのですが
物腰が低く素敵な方で尊敬しているクリエイター。
片や谷川俊太郎さんは言葉を遊ぶ天才。
赤ちゃん向けの絵本のほか
大人の読む詩集も数えきれないくらい出版されているので
知らない方はいらっしゃらないかと思います。
youtubeで『かっぱ』という自作を朗読しているのですが
初めて聞いた時は自分の脳みその硬さに愕然としたものです。
そんなお二人の共著、表紙の力強さにもやられてしまいました。
すぐにページをめくりたい気持ちをグッと抑えて家に帰り
声に出して音読。
絵は皆川ワールド全開でどれも素晴らしく
どのページの絵も額に入れて装丁し飾りたいくらい。
俳句の575の言葉はまたまた日本語を超えた想像を掻き立てる
圧倒される表現。
笑いながら、感動し
一本の映画を見終えたような感覚に陥りました。
興味があったら是非本屋さんで見てみてくださいね。
そういえば
表参道のクレヨンハウスは吉祥寺に移転とか。
渋谷の東急百貨店本店のジュンク堂も東急と共に閉店するようですね。
本はネットで買わずに本屋さんで買う派。
一駅に一店舗は本屋さんのあるといいのに、っていつも思います。