STORY

別れの想い

私事なのですが、今月の初めに叔父が亡くなりました。

何の前触れもなく、お別れすることになり、連絡をもらったときには実感がありませんでした。

「別れ」とは寂しいものではあるのですが、ふと叔父と初めて会った時(私が幼い時、叔父と叔母はアメリカに住んでいたので)を思い出しました。

 

叔父は、いつも私のことを娘のように可愛がってくれました。

そこに、叔父の愛があったのだなあ、と感じています。

 

アメリカで当時流行っていたバービー人形をもらったのですが、それが日本のリカちゃん人形とはかけ離れた、すごくスタイル抜群のもので、なんだか手に取ることを躊躇したことを思い出します。

 

叔父がいたことで体験することができたたくさんのことがあり、そんな環境を与えてもらえたことに心から感謝しています。

 

寂しい別れではなく、叔父はきっと天国で叔母と再会を果たしていると思うと、別れの想いは少し、晴れやかなものに変わります。