五人囃子と三人官女
恵子さんのお雛様とそのストーリー、とても素敵でしたよね。
読んでいて、ウルっとしました。
私には子どもはいないので、お雛様を飾ることをしていませんが、私の両親が私のことを想ってそろえてくれたお雛様を自分のために飾ることも良いな、と思いました。
そんな桃の節句は過ぎてしまいましたが、お雛様と古事記のお話を書いてみたいと思います。
お雛様には、五人囃子と三人官女がいますよね?
実は、これらは、古事記の中に出てくる、アマテラスとスサノオの誓約で生み出された神々、との説もあります。
※説なので、正しいという訳ではありません。
古事記の中で、「(黄泉の国行ってしまった)お母さんに会いたい!!」と泣きじゃくるスサノオに父であるイザナギが「だったら、行ってしまえ!!」と言います。
黄泉の国に旅立つ前にお姉さんであるアマテラスに挨拶をしようと高天原に向かったスサノオ。
それを知って、アマテラスは、スサノオが高天原に攻めてくるのでは?と思い、武装して迎えます。
そこで、スサノオが自分に邪心がないことを示すためにアマテラスと誓約をします。
ここで、
スサノオは、アマテラスの勾玉をかみ下して息を吹くと五柱の男神が生まれました。
アマテラスは、スサノオの刀をかみ砕いて息を吹く三柱の女神が生まれました。
ここで生まれた、男神、女神が、五人囃子と三人官女だとも言われています。
こんな風に文化の中から日本の神話を知ると、ちょっと違った形で神話も見ることができるようになりますよね。
こんなお話や、やまと式かずたま術®のことなどをJewel Cafeでもお話しようと思っています。
4月10日(土)にJewel Cafeでお会いできることを楽しみにしています♪